◎本尊 阿弥陀如来

総丈 九寸五分

高野山中興覚鑁上人(興教大師)が高野山で阿弥陀念仏を弘め、念仏聖が山上より富貴に阿弥陀念仏を伝え、元歴元年(1183年)阿弥陀院を神宮寺境内に建立し、安置した尊像。

脇仏 正観音菩薩立像

総丈一尺五寸 木製金箔

本尊の脇仏として安置  

◎客仏 薬師如来坐像

総丈 四尺

続紀伊風土期には「薬師堂境内周三十六間堂方五間」と記載あり。

◎客仏 釈迦如来坐像

 総丈 四尺 

◎不動明王立像

総丈 一尺二寸

本堂左の間に安置

◎蔵王権現立像

総丈 一尺三寸

本堂左の間に安置 厨子入り

◎歓喜天・浴油本尊

総丈 一尺三寸 厨子入 総丈 二寸五分

本堂左の間に安置 厨子入

◎不動明王坐像

総丈 二尺

持仏堂本尊

◎弁財天坐像

総丈 八寸

持仏堂左安置 厨子入り

◎弁財天 灰像座体

(灰でできているもの)御丈22.5㎝

十五童子の中に弁財天が列しており、空海(弘法大師)の自作と伝えられている。背面に、左手の御手判があり、その中に


 天長七年七月七日 於江ノ島州弁辯天法
 秘密護摩 一万座修行 
以其灰此形像ヲ作者也 空海

 と記してある。


 天長七年(830年)の作